安息香酸
(安息香酸塩) |
<用途> |
保存剤・防腐剤 |
<毒性> |
皮膚、粘膜、目、鼻、咽頭に刺激。飲むと、胃腸障害。多量で過敏状態、尿失禁、けいれん、運動失調、てんかん様けいれんなど強い急性毒性。 |
イソプロパノール |
<用途> |
収れん剤、殺菌剤、溶剤 |
<毒性> |
皮膚、粘膜を刺激し、吸収される。麻酔作用がある。小児は特に敏感。飲むとむかつき、嘔吐、知覚麻痺、慢性毒性として、胃粘膜を刺激して胃炎を起こす。 |
エデト酸塩 |
<用途> |
保存剤、変質防止剤、金属イオン封鎖剤 |
<毒性> |
皮膚、粘膜に刺激。ぜんそく、皮膚発疹などのアレルギーをおこす。摂取されるとカルシウム欠乏症となり、血圧降下、腎臓障害をおこす。 |
<別名> |
EDTA、EDTA-2Na、EDTA-3Na、EDTA-4Na、EDTA-2K |
塩化アルキルトリメチルアンモニウム |
<用途> |
カチオン界面活性剤、帯電防止剤、乳化剤、殺菌剤、防カビ剤 |
<毒性> |
人により、アレルギー性皮膚炎を起こす。副交感神経系に対し、アセチルコリンに類似の刺激作用、神経系に影響あり。
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<別名> |
ベヘントリモニウムクロリド
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塩化ジステアリルトリジメチルアンモニウム |
<用途> |
カチオン界面活性剤、帯電防止剤 |
<毒性> |
強い殺菌力があり、人により、アレルギー性皮膚炎を起こす。 |
<別名> |
ジステアリルジモニウムクロリド |
塩化ジステアリルジメチルベンジルアンモニウム |
<用途> |
カチオン界面活性剤、帯電防止剤 |
<毒性> |
アレルギー源になる。 |
<別名> |
ステアラルコニウムクロリド |
塩化ステアリルジトリメチルベンジルアンモニウム |
<用途> |
カチオン界面活性剤、帯電防止剤、柔軟剤 |
<毒性> |
アレルギー源になる |
塩化セチルトリメチルアンモニウム |
<用途> |
カチオン界面活性剤、帯電防止剤、乳化剤、殺菌剤、防カビ剤、保湿柔軟剤 |
<毒性> |
皮膚、粘膜、目を刺激し、粘膜に壊死を生ずる。飲むと、死に至る可能性もある。アレルギーを引き起こす。 |
<別名> |
セトリモニウムクロリド |
塩化ベンザルコニウム(ベンザルコニウム塩酸塩) |
<用途> |
殺菌剤、防腐剤、乳化剤 |
<毒性> |
アレルギー源になる。目に入るとアレルギー結膜炎の報告がある。飲むと、嘔吐、口や喉の粘膜の発赤、腹痛、血圧低下、錯乱、けいれん、昏睡を起こす。重傷になると、呼吸器系のマヒを起こし、呼吸困難やチアノーゼ、窒息を招き死に至る。 |
<別名> |
ベンザルコニウムクロリド |
オキシベンゾン |
<用途> |
紫外線吸収剤 |
<毒性> |
皮膚から吸収され、急性致死毒性がある。少量でも、飲み下すとむかつき、吐き気。多量では、循環系の衰弱、虚脱、呼吸促進、麻痺、けいれん、ひきつけ、口と胃腸の壊死、黄疸、呼吸困難と心臓停止による死。 |
<別名> |
オキシベンゾン-3 |
香料 |
<毒性> |
アレルギー作用を示すものもある。皮膚刺激をするものが多い。強い香りのものは脳を直撃する。 |
サリチル酸(サリチル酸塩、サリチル酸フェニル) |
<用途> |
保存剤・防腐剤 |
<毒性> |
皮膚から吸収され、皮膚、粘膜を刺激し、腐触し発疹する。角膜を剥離する。飲むと嘔吐、下痢、腹痛、酸性症、精神不安、食欲減退、精神症、興奮、死。 |
酢酸トコフェノール |
<用途> |
酸化防止剤、ビタミンE効果(育毛剤などでは血流促進としても使われる) |
<毒性> |
皮膚毒性はほとんどない。まれに、アレルギー皮膚炎を起こす人がいる。 |
ジブチルヒドロキシトルエン |
<用途> |
酸化防止剤 |
<毒性> |
皮膚炎、過敏症を生ずる。飲むと血清コレステロール上昇、異常行動を起す。 発ガン性の疑い、変異原生、体重低下、脱毛が報告されている。 |
<別名> |
BHT |
臭化セチルトリメチルアンモニウム(臭化ステアリルトリメチルアンモニウム) |
<用途> |
防腐剤、殺菌剤、界面活性剤 |
<毒性> |
皮膚毒性は低いが、アレルギー性がある。飲むとむかつき、嘔吐、けいれん、ひきつけ、昏睡を起こす。 |
ステアリルアルコール(セトステアリルアルコール) |
<用途> |
油性原料、乳化剤、消泡剤、潤滑剤、軟化剤 |
<毒性> |
皮膚毒性は比較的弱いが、アレルギー性があり、カブレやアレルギー性皮膚炎を起こす。 |
ステアリルアンモニウム |
<用途> |
界面活性剤、帯電防止剤、乳化剤 |
<毒性> |
皮膚毒性は比較的弱いが、アレルギー性があり、カブレやアレルギー性皮膚炎を起こす。 |
セタノール |
<用途> |
油分(エモリエント剤)、乳化安定助剤 |
<毒性> |
皮膚障害を起こす。アレルギー性がある。 |
ソルビン酸(ソルビン酸塩) |
<用途> |
カビ防止剤・保存剤・湿潤剤 |
<毒性> |
過敏な皮膚、粘膜を刺激する。 環境中の亜硝酸と反応して発ガン性となる。 |
タール色素 |
<用途> |
着色の目的で口紅やファンデーションなどに主に使用される。 |
<毒性> |
とくに「アゾ色素」は皮膚呼吸されアレルギー反応を起し、黒皮症の原因とされるものもある。また「キサンチン色素」は光の存在で、皮膚への刺激、発疹など強い毒性がある。 どちらも、発ガン性を示すものもある。 |
赤色***********************************************
2、3、102、104、105、106、201、202、203、204、205、206、207、208、
213、214、215、218、219、220、221、223、225、226、227、228、230、
231、232、401、404、405、501、502、503、504、505、506号
だいだい色*****************************************
201、202、203、204、205、206、207、401、402、403号
黄色***********************************************
4、5、201、202、203、204、205、401、402、403、404、405、406、407号
緑色***********************************************
3、201、202、204、205、401、402号
青色***********************************************
1、2、201、202、203、204、205、403、404号
紫色**********************************
201、401号
褐色********************************** 赤数字----アゾ色素
201号
黒色********************************** 緑数字----キサンチン色素
401号
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トリエタノールアミン |
<用途> |
陰イオン界面活性剤=乳化剤・分散剤・湿潤剤・アルカリ剤 |
<毒性> |
皮膚から吸収され、皮膚、粘膜、目を刺激。 発ガン性の報告。 |
<別名> |
TEA |
トウガラシチンキ(カプサイチン) |
<用途> |
止痒剤 |
<毒性> |
強い皮膚刺激がある。人によりアレルギー性皮膚炎を起こす事がある。内服では嘔吐、下痢、腹痛。 |
<別名> |
トウガラシエキス |
トリクロカルバン |
<用途> |
防腐剤、殺菌剤 |
<毒性> |
皮膚を刺激する。メトヘモグロビン血症を起こす。 |
トリクロサン |
<用途> |
防腐剤、殺菌剤、フケとり剤 |
<毒性> |
皮膚を刺激する。環境を汚染する。 |
パラベン(パラオキシ安息香酸エステル) |
<用途> |
殺菌剤・防カビ剤・保存剤 |
<毒性> |
人により接触皮膚炎、アレルギー性湿疹を起す。飲むと嘔吐、吐き気、酸性症、掻痒症、薬物発疹、肝炎、メトヘモグロビン血症。 |
<別名> |
ブチルパラベン、メチルパラベン、イソブチルパラベン、イソプロピルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸メチル |
プロピレングリコール(ジプロピレングリコール) |
<用途> |
多価アルコール類・保湿剤(クリーム、乳液など、化粧品全般に保湿剤として使われる) |
<毒性> |
皮膚毒性は弱い。飲むと下痢する。肝臓障害を起す。溶血性がある。 |
<別名> |
PG |
ベンジルアルコール |
<用途> |
溶剤、油分として使われる |
<毒性> |
皮膚、粘膜に刺激があり、ただれを起こす。飲むと腹痛を起す。 |
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム |
<用途> |
陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)=歯磨、石鹸、シャンプー、シェービングクリーム、洗顔クリームなどに使用、起泡、洗浄、浸透、乳化分散に使用。化粧水では香料、薬剤を可溶化に使われる。 |
<毒性> |
皮膚の脱脂力が強いので皮膚が乾燥して荒れる。 |
<別名> |
ラウレス-2硫酸アンモニウム、ラウレス-3硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム |
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩(ナトリウム) |
<用途> |
陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)=歯磨、石鹸、シャンプー、シェービングクリーム、洗顔クリームなどに使用、起泡、洗浄、浸透、乳化分散に使用。化粧水では香料、薬剤を可溶化に使われる。 |
<毒性> |
皮膚の脱脂力が強いので皮膚が乾燥して荒れる。 |
<別名> |
ラウレス硫酸塩、ラウレス硫酸Na、ラウレス5硫酸Na |
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン |
<用途> |
陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)=歯磨、石鹸、シャンプー、シェービングクリーム、洗顔クリームなどに使用、起泡、洗浄、浸透、乳化分散に使用。化粧水では香料、薬剤を可溶化に使われる。 |
<毒性> |
皮膚の脱脂力が強いので皮膚が乾燥して荒れる。 |
<別名> |
ラウレス硫酸TEA |
ポリエチレングリコール |
<用途> |
保湿剤、界面活性剤、乳化剤、可塑剤 |
<毒性> |
皮膚毒性は弱い。飲むと肝臓、腎臓障害を起こす。アレルギー性がある。発ガン性や発ガンを促進する作用が報告されている。 |
<別名> |
PEG-4、PEG-6、PEG-8、PGE-12 |
メチルイソチアゾリンオン |
<用途> |
防腐剤 |
<毒性> |
人により、アレルギー皮膚炎を起こす。 |
メチルクロロイソチアゾリンオン |
<用途> |
防腐剤 |
<毒性> |
特になし。 |
ラウリル硫酸塩(アンモニウム、トリエタノールアミン) |
<用途> |
陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)=歯磨、石鹸、シャンプー、シェービングクリーム、洗顔クリームなどに使用、起泡、洗浄、浸透、乳化分散に使用。化粧水では香料、薬剤を可溶化に使われる。 |
<毒性> |
皮膚の脱脂力が強いので皮膚が乾燥して荒れる。 |
<別名> |
ラウリル硫酸K、ラウリル硫酸MEA、ラウリル硫酸DEA、ラウリル硫酸TEA、ラウリル硫酸Na |
ラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン(硫酸塩) |
<用途> |
陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)=歯磨、石鹸、シャンプー、シェービングクリーム、洗顔クリームなどに使用、起泡、洗浄、浸透、乳化分散に使用。化粧水では香料、薬剤を可溶化に使われる。 |
<毒性> |
皮膚の脱脂力が強いので皮膚が乾燥して荒れる。 |
<別名> |
ラウリルエーテル硫酸TEA |
ラウロイルサルコシン(ラウロイルサルコシンナトリウム) |
<用途> |
起泡剤、殺菌剤、防腐剤 |
<毒性> |
アレルギーを引き起こす事がある。歯磨きでは口腔内に炎症を起こす。 |
ラノリン |
<用途> |
動物性油脂原料(羊毛脂)、乳化安定剤、保湿剤 |
<毒性> |
接触性皮膚発疹や、アレルギー性皮膚炎を起こす事がある。 |
<別名> |
ラノリンアルコール、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、水素添加ラノリンアルコール、酢酸ラノリン、脱水ラノリン |