■旧表示指定成分の毒性(Part.1)■
安息香酸
(安息香酸塩)
<用途> 保存剤・防腐剤
<毒性> 皮膚、粘膜、目、鼻、咽頭に刺激。飲むと、胃腸障害。多量で過敏状態、尿失禁、けいれん、運動失調、てんかん様けいれんなど強い急性毒性。
イソプロパノール <用途> 収れん剤、殺菌剤、溶剤
<毒性> 皮膚、粘膜を刺激し、吸収される。麻酔作用がある。小児は特に敏感。飲むとむかつき、嘔吐、知覚麻痺、慢性毒性として、胃粘膜を刺激して胃炎を起こす。
エデト酸塩 <用途> 保存剤、変質防止剤、金属イオン封鎖剤
<毒性> 皮膚、粘膜に刺激。ぜんそく、皮膚発疹などのアレルギーをおこす。摂取されるとカルシウム欠乏症となり、血圧降下、腎臓障害をおこす。
<別名> EDTA、EDTA-2Na、EDTA-3Na、EDTA-4Na、EDTA-2K
塩化アルキルトリメチルアンモニウム <用途> カチオン界面活性剤、帯電防止剤、乳化剤、殺菌剤、防カビ剤
<毒性>

人により、アレルギー性皮膚炎を起こす。副交感神経系に対し、アセチルコリンに類似の刺激作用、神経系に影響あり。

<別名>

ベヘントリモニウムクロリド

塩化ジステアリルトリジメチルアンモニウム <用途> カチオン界面活性剤、帯電防止剤
<毒性> 強い殺菌力があり、人により、アレルギー性皮膚炎を起こす
<別名> ジステアリルジモニウムクロリド
塩化ジステアリルジメチルベンジルアンモニウム <用途> カチオン界面活性剤、帯電防止剤
<毒性> アレルギー源になる
<別名> ステアラルコニウムクロリド
塩化ステアリルジトリメチルベンジルアンモニウム <用途> カチオン界面活性剤、帯電防止剤、柔軟剤
<毒性> アレルギー源になる
塩化セチルトリメチルアンモニウム <用途> カチオン界面活性剤、帯電防止剤、乳化剤、殺菌剤、防カビ剤、保湿柔軟剤
<毒性> 皮膚、粘膜、目を刺激し、粘膜に壊死を生ずる。飲むと、死に至る可能性もある。アレルギーを引き起こす
<別名> セトリモニウムクロリド
塩化ベンザルコニウム(ベンザルコニウム塩酸塩) <用途> 殺菌剤、防腐剤、乳化剤
<毒性> アレルギー源になる。目に入るとアレルギー結膜炎の報告がある。飲むと、嘔吐、口や喉の粘膜の発赤、腹痛、血圧低下、錯乱、けいれん、昏睡を起こす。重傷になると、呼吸器系のマヒを起こし、呼吸困難やチアノーゼ、窒息を招き死に至る。
<別名> ベンザルコニウムクロリド
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