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Q)パーマやヘアカラーは髪が傷むと言われますが本当でしょうか? |
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A)全国に「傷まないパーマ!」とうたっているサロンも少なくありません。正直な所、まっすぐだったものが曲る、曲っていたものがまっすぐになるという事に「傷まない」という事はありえません。さらに、パーマもヘアカラーもキューティクルを開いて薬剤を作用させて行うもので、このキューティクルを開くものはやはり元の髪の状態にはならないのが実情です。もちろん、ハードなパーマ(パンチ、カーリー、ドレッド、ツイストなどなど)ヘアカラーは明らかに傷みます。しかしボディパーマ(ゆるめのパーマ)縮毛矯正などは見た感じは傷みません。でも、傷みやすい髪になっているのは確かで、実際には、その後の手入れによって傷み方が決まってきます。コーティング剤の入っているシャンプーやトリートメントリンスなどは手触りはコーティングされるので、良くなった感じがしますが、内部的にはどんどんと傷んでいくのが現実です。なぜならば、キューティクルは水に触れると、開くのですがその開いた所にコーティング剤の入っているシャンプーやトリートメント、リンスによって、コーティングされてしまうため、乾かしても、自然にキュティクルが閉じられなくなってしまうのです。やがて、キューティクルが閉じない髪は、内部では乾燥が進み、パサついてくるのです。ですから、トリートメントをしても、1ヶ月後あたりにはどんな人でも、傷んだ様子が出て来てしまうのです。 |
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