A)皮脂は頭皮上では、常在菌などの影響で脂肪酸に変えられたり、紫外線や空気中の酸素によって過酸化脂質をつくり、固いドロっとした脂に変化して、シャンプーなどで取り除けなくなったり、皮膚の角質と混じって脂っぽいフケとなり、頭皮の環境を悪化させてカユミなども起こしてしまいます。さらに、髪の毛の方では、毛穴が皮脂で塞がれていたりしますと、皮脂が外に出られず、毛根の方にどんどん下がってゆき、毛根の活性化を鈍らせ抜け毛の原因を作ったり、毛を作っているケラチン(蛋白質)が作られなくなったり、毛根細胞の糖代謝に影響を与え、エネルギーの供給を妨げてしまい、成長途上の毛を休止期に導いてしまったりします。しかし、多すぎない皮脂は頭皮のPHを弱酸性に保ち、雑菌の繁殖を抑え、髪の毛には天然のクリームとしてうるおいとツヤを出す役目をします。しかし、男性の場合は年をとるにつれ、皮脂の量はどんどん多くなりますので、やはり、シャンプーがキーポイントになります。
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