「Bye bye my girl.(Part.7)」 <おすすめBGM>"We rule the school"/by "Belle and Sebastian"/in "Tigermilk"

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 クミコちゃんの予定を聞けば打ち合わせは終了だった。今井と今井の彼女は合わせられる。その日の大体の時間にクミコちゃんとあわせればイイだけの話しで別にこんな所まできてわざわざ密談する必要性なんてなかった。当然注文の品が届く前に話しは終わっていた。僕の独りよがりは自分が一番知っていた。それでも僕はディティール語っては時間を出来る限り引き延ばした。あの娘と一緒にいる時間を少しでも多くと思う以上に、あの道を、あの帰り道を夕焼けの中二人きりで歩きたかい、それだけの為に・・・・。
 あの娘のキリマンジャロを僕のホット・ミルクが届いた。カップに貼った膜を口に貼りつけないよう注意深く飲んでいると、あの娘は何故ホット・ミルクか?と尋ねてきた。コーヒーが飲めないだけの理由を僕は冗談交えて説明した。おじいちゃんの遺言とか、昔感動した映画の話しをして、それがキッカケだったとか、アレルギーだとか、健康にいい”オチョクロミン”が入ってるだとか・・・。あの娘に悟られないようにただ夕焼けを待っていた。

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作:Grecoviche

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