この先の部分は自分の勝手な仮説だが、単純に、この
【17型コラーゲン】のメカニズムを飛躍させると、
今までは毛穴自体が消滅したら髪は生えないとされてきた。
しかし、先に書いたように、毛は皮膚が変化してできた
【角質器】である・・。
その皮膚には【表皮幹細胞】と【毛包幹細胞】という
2種類の上皮系幹細胞が存在する事はすでにわかっていて、
ここでの【毛包幹細胞】は毛包、表皮、汗腺や皮脂腺等
あらゆる皮膚付属器に分化する事がができる幹細胞・・。
この際に【17型コラーゲン】のメカニズムが働くのなら、
毛穴自体が消滅し、髪が無くなってしまった部分でも、
皮膚自体に存在する【毛包幹細胞】が【17型コラーゲン】
により、活性化し髪が復活する可能性も出てくるという
考え方も出来る・・。
いやいや、これは毛髪理論がもっとわかりやすくなった
と同時に、仮に【17型コラーゲン】を体内で増やせる
方法が確立されたなら、現在髪がある人がこれ以上
脱毛しないようになる、髪が太くなる、白髪が防げる、
毛穴自体が消滅し、髪が無くなってしまった部分でも、
髪が復活する可能性・・と、白髪と脱毛の予防や治療、
毛髪再生への応用が大いに期待される・・。
とはいえ、通常のコラーゲン同様、コラーゲンを多く含む
食品を口から摂取しても【17型コラーゲン】が増える事は
無い、今のところ人工的に化学合成できないとう事だけでなく、
頭皮や毛根で【17型コラーゲン】がどのように作られるか?
についてはまだまだ謎だそうで、自分に【17型コラーゲン】
が将来適用できる時が来ても、もうこの世にいない時かも
しれません・・(^-^;(爆)●〜* |